思い出ご飯

僕が1番愛した風俗嬢の話

「もう、風俗嬢みたいな格好なんて何い。先輩の格好なんて真似できないよ。わからないんだけどー」

靴下を脱ぎながら彼女は言った。冷たく見える表情で屈託なく笑うことはない。でも、Hになると、小さな声を震わせて、体の愛撫だけで昇天してくれる。その胸はどんなグラビア写真よりも美しい。峰不二子そのものの肢体。

 あ、〇〇です。電話しました。なんと、また会いたいでず。気持ちよくて。

仕事中に電話がかかってきて、どのくらい経つだろう。

 いつも大した話はしない。こんなに正直に感じるって美しいな。大笑いしないけど、しっかり深く感じてる。その大きな胸やバランスが完璧な身体をいつも見つめていた。

春、お盆、クリスマス、結構続いた。

 彼が沖縄でサーフィンをしていること、働いている病院の話、他愛ない話。

好きすぎて、なんとHが出来なくて、ようやく出来た時は一緒に喜んだ。

転勤でお別れした。

 もっと若い時、繁華街の早朝、スタイル抜群でサービスのいい20歳の女性を思い出した。

2日連続で通った。彼女からも電話がかかって来た。なんと彼氏の店員と一緒にかけて来た。なんともおおらかな時代だった。一緒にピザを食べて、手玉に取られたなー。

彼女はタクシー運転手の父親に勤務を見られた話をしていたなあ。

 吉原に行きます。それが最後の記憶。そういえば、京都の芸妓上がりの19歳もいた。

吸い込まれ包み込むような忘れられない感覚の美容部員もなぜか思い出した。

 どれだけ放蕩したのか。

 飲みにいくと小説家みたいだ。場末のママによく言われる。

違います。過酷な作業員です。

19歳のヤンキーっぽい色白しっかりお姉さんはまた書きますね。

無心に打ち込む作業は心地よいです。

 その行為よりも時として。思い出を食べて生きていけますか。

これはいつかの記憶。まあ、遊んで尽くしました

事務員で色白美人。ラーメン屋さんに嫁いでからも遊んだ彼女。24歳

みんな優しくて、無防備でした。

きっといいお母さんに変貌してるでしょう。

家に義父を連れ込んだり、ご飯あげなかったりの気持ちの貧しい時代。

女性が飲んで稼ぐ。ガールズバーの時代。

それしか無いのは。それしか教わってないから。

携帯がコミュニケーションを、煩わしさを消した。

携帯が人を消した。

いい人も一瞬でよくなった。

昔、銀ちゃんという無口な男がいた。

クラブに来ては数口で女性を連れ去り、Hすると終わり。

女性があの人はどうしたの。って聞いていた。

本人はまた別の女性。どこ吹く風。

これも風の時代。

お金がないと女性に相手されない歳になった。ことにしよう。

違うけど。いいや。

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