彼女はスマホをいじっている。もう一年の関係か。歯茎がとっても綺麗な長身。美人ではないが、服は埋もれるほど好きで、いつも綺麗な足を出して待っている。
保育士として真面目に働き、暇が嫌い。必ず週末は飲みに行く。終電で帰り、僕を翌日誘う。常識的で前向きだが、誰も信用していない。
演技の声も段々といい加減になり、わずかなおこ使いのために、やってくる。
会うたびに、虚しくなるので、適当に考えを止めていたが、彼女の旅行、楽しみ方の行動力にはっとする一方で、苦しい思いで稼いだものが、この遊びに使われるかと思うと苛々した。
ベッドのそばの窓から、この上ない秋空が見える。運動でもして1人温泉に行けば良かったのか。わからない。疲れで遠出は億劫な自分がいる
風俗はしないというが、秘密主義の彼女がどのような男女関係なのか。興味はないが、いつも深まらない距離と雑になる応対にがっかりする。
今日でやめよう。心に決めた。
元来、億劫な自分はもっと人間味溢れる女子との約束を伸ばして、縁が切れた。
この女の執拗さに応じていた自分を馬鹿だっと思う
女性は沢山いた方がいい。投資も分散したほうがいい。比較できるから
することのない休日に空虚と焦りと虚無を感じる。病んでいるな。
さて、清掃の仕事と釣りに生きる美人さんから、資格合格の頼りきた。
嘘がない。心が通っている。一年以上合わなくても、お気に入りの本を紹介してくれる。彼女は豪奢な外食や旅行はしない
こういうどうしようもない休日と真剣な仕事のサンドイッチで日々は過ぎていく
どうでもいい。どうでも良くない。
生きるのに、ワクワクする日々の人を羨む。果たしてそういう人がいるものか
愛着と言って、人に執着する自分であったが、彼女らを通じて治療された
万全な脳みそではないけど、捨てるものがないと新しいものははいらない
これが理想。そういう女性が死ぬまでに現れるだろう。今までも、億劫さで通り過ぎてきた。儚く終わった。
歯茎がピンクの保育士。何もないよりよかったよ。ありがとね。
コメント